Orange Career
ビザのこと

アメリカで働くためのビザ

アメリカで合法的に働くためには、アメリカの市民権を得るか、非移民として就労ビザを取得しなければなりません。ここでは簡単に非移民就労ビザの種類、手続きについてまとめてみます。

 

【非移民就労ビザの種類】

H-1B (特殊技能職)

事前に取り決められた専門職に就くために渡米する方。職務が求める特定分野での学士あるいはそれ以上(もしくは同等の学位)の資格が必要です。雇用主は、労働省に雇用契約の内容や条件に関する労働条件申請書を提出する必要があります。

H-2A (季節農業労働者)

米国労働者がいないため、一時的に農作業に就く目的で渡米する外国籍の方を米国の雇用主が雇用するためのビザです。米国の雇用主(もしくは共同雇用主である米国農業生産者の組合) が、非移民労働者請願書I-129 を提出する必要があります。

H-2B ビザ (熟練・非熟練労働者)
このビザは、一時的、季節的かつ米国労働者が不足している職業に就く目的で渡米する方が対象となります。雇用主は、請願書の根拠となる、この職種に適格な米国人労働者がいないことを確認する労働省の証明を取得しなければなりません。

H-3 (研修生)

大学院教育やトレーニング以外にも分野を問わず、雇用主が行う最長2年間の研修を受ける目的で渡米する方が対象。研修の報酬を得ることができ、また実践的作業も許可されます。研修は生産的雇用ではなく、研修生の本国では受けることができないものでなければなりません。

H-4 (同行家族)
有効な H ビザの保有者の配偶者および未婚の子ども(21歳未満)は、主たるビザの保有者と共に米国に滞在するために家族用の H-4 ビザの発給を受けることができます。ただし、配偶者/子どもは米国滞在中に就労することはできません。

L-1 (企業内転勤者)
多国籍企業の従業員が、米国内の親会社、支社、系列会社、子会社へ一時的に転勤する場合は、L-1 ビザが必要です。多国籍企業とは米国もしくは米国外の会社に該当します。L-1 ビザの申請資格を満たすには、管理職または役員であること、もしくは専門知識を有し、米国への入国申請前にその企業において、過去3年のうち1年間米国外で継続的に勤務していることが条件となります。

L-2 (同行家族)
有効な L ビザの保有者であれば、その配偶者および未婚の子ども(21歳未満)は、この家族ビザの発給を受けることができます。最近の法改正により、配偶者は就労することができます。配偶者は自身の L-2 ビザで米国に入国後に、申請料を添えて記入した I-765 フォーム を提出します。子どもは米国内で就労することはできません。
O

科学、芸術、教育、事業、スポーツにおける卓越した能力の持ち主、または映画やテレビ製作において卓越した業績を挙げた人、それらの遂行に必要な補助的な業務を行なう人に発給されます。

P (芸術家、芸能人)
P ビザは、活動のために渡米する特定の運動選手、芸能人、芸術家および必要な補助的な業務を行なう人に発給されます。

 

【申請の流れ】

Lビザ、Hビザは申請の前に、将来の雇用主もしくは代理人がぺティションと呼ばれるI-129のフォームを移民局に提出し、許可を得た後でないとビザの申請ができません。このぺティションの有効期限が、米国入国時に発行されるI-94の期限と同じになります。このぺティションの番号はビザ申請時の面接で聞かれることになります。

ビザの申請はDS-160フォームをオンラインでデジタル写真と共に申請します。確認ページを印刷して、郵送または面接時に持参、大使館・領事館によって異なるので米国大使館HPで確認しましょう。

その後、オンライン予約システムを通じプロファイルの作成、クレジットカードやオンラインバンキング等で申請料を支払い(H,L,O,Pビザは2015年11月現在190ドル、日本円23750円)。支払いが完了して受付番号が有効になったら、面接の予約をします。

米国大使館、領事館での面接当日、申請書類やパスポート、写真などの必要な申請書類を持って行きます。まず窓口で書類を渡した後、自分の順番を待ちます。まずは指紋をとり、その後面接となります。面接では英語力をチェックしているわけではないので、英語力の心配はありません。

ビザの許可がおりたかどうかは面接終了後すぐにわかります。

無事、許可された場合は一週間ほどでパスポートにビザが記載されて返送されます。ビザの記載内容があっているか、きちんと確認しましょう。

 

注)この情報は2015年11月現在のものです。ビザの概要は変更になる可能性が高いものですのでご注意ください。

参考:米国大使館HP

ABOUT ME
Natsu
大学卒業後日本で就職し、2004年にベルギー事務所へ赴任。ベルギー国内でのキャリアアップを果たし、イタリア事業所の部署スタートアップに抜擢される。並行して海外キャリア12年の経験を活かし、海外で働きたい女性のための情報サイト Orange Careerを立ち上げる。 英語圏の滞在経験ゼロから英検1級‣TOEIC950点取得、フランス語DELF B1他、オランダ語・イタリア語習得のマルチリンガル。