Orange Career
海外で働く

カナダで働くためのビザ

カナダで働くためビザについてまとめてみます。

まず非移民としてカナダで働くためには大きく分けて3つのビザがあります。

1. 就労ビザ(ワークパーミッド)

就労ビザを取得するには、まずは仕事を見つけ、雇用主がカナダ労働省(EDSC)がLIMA(Labour Market Impact Assesment)を申請し、承認を得る必要があります。他の多くの欧米諸国がそうであるように、審査にはポジション、年収、雇用条件を明記し、なぜわざわざ外国人を雇う必要があるのか、説得しなければなりません。また、このLIMA申請にはお金が掛かります(201511月現在1000カナダドル)。

ですので、カナダ人ではなくて自分を雇ってもらい、かつビザが問題なく下りるであろう条件をクリアしている必要があり、審査は年々厳しくなっているようです。

EDSCからLIMAの許可が下りたら、今度はビザを申請する本人がLIMA及び、他の申請書類を揃え、カナダ移民局(CIC)に申請をし、それが許可されてはじめて就労ビザの発給となります。

2. ポストグラデュエートビザ

カナダ政府が指定したカレッジ・大学・大学院を卒業した留学生が、卒業後にカナダでの就労経験を得るために発給される就労ビザです。以前は該当の学校が公立のみでしたが、一部の私立専門学校まで拡大されました。

条件は8ヶ月以上のプログラムでフルタイムの就学であったこと、卒業後90日以内、申請時に有効なビザを持っていることを条件に、CICへ申請可能です。2年未満のプログラムの場合は就学期間と同等期間、2年以上のプログラムを卒業した場合は最長3年のポストグラデュエートビザが発給されます。

3. ワーキングホリデービザ

一方、カナダにはワーキングホリデービザ(18歳から30歳対象、最長一年間)プログラムがあります。ワーキングホリデービザはあくまでも休暇を目的としており、延長はできませんのでご注意下さい。ただし、ワーキングホリデービザから上記の就労ビザや学生ビザに切り替えることは可能です。

一方で、カナダにずっと住み続けるための永住権についても、様々な種類、ユニークな制度があります。学生ビザや上記の就労ビザを取得してカナダに移住し、その間に永住権取得を目指す方法もあります。

就労プログラムとしては一定の職能を持った人のためのスキルドワーカー(FSW)、各州ノミネーションプログラム、専門職のためのスキルトレードプログラム、自営業や起業家のためのスタートアップビザなどがあります。

以前は移民申請を申請順に審査していましたが、20151月より、エクスプレス・エントリーという新しいシステムが導入されました。これにより、スキルドワーカー、トレードプログラム、カナディアン・エクスペリエンス・クラスの内の1つの条件を満たす、カナダにとって有益な専門の技術をもつ移民希望者が、より早く効率的に移民権を得る事ができるシステムです。

いづれも、カナダでの就学経験や就労経験、学歴や語学力、経済力などでポイント制になっており、高いハードルがありますが、条件を満たしている人には非常に有効なシステムです。また、申請時に雇用オファーを受けていなくても、ジョブ・バンクへ登録することにより、申請可能です。

 

【注】ビザの種類や申請方法は都度変わる可能性があります。

参考:カナダ移民局 http://www.cic.gc.ca/english/e-services/index.asp

ABOUT ME
Natsu
大学卒業後日本で就職し、2004年にベルギー事務所へ赴任。ベルギー国内でのキャリアアップを果たし、イタリア事業所の部署スタートアップに抜擢される。並行して海外キャリア12年の経験を活かし、海外で働きたい女性のための情報サイト Orange Careerを立ち上げる。 英語圏の滞在経験ゼロから英検1級‣TOEIC950点取得、フランス語DELF B1他、オランダ語・イタリア語習得のマルチリンガル。