女性のキャリアに追い風!「女性活躍推進法」 ①内容をおさらい

2016年、いよいよ「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 通称「女性活躍推進法」が施行されます。新聞やテレビの報道で耳にすることも多いと思いますが、一体この法律はどういうもので、何が変わるのでしょうか?

4月1日より、301人以上の労働者のいる企業は、女性社員の活躍をどう推進していくか、という行動計画を立て、役所に提出しなければなりません。

具体的には、ステップを以下の3段階に分け、各企業が進めていくことになります。

① 自社の女性の活躍状況を把握し、課題分析を行う

② 行動計画の策定、届出、社内周知、公表を行う

③ 自社の女性の活躍に関する情報を公表する

まず①の女性活躍状況ですが、自社の採用者に占める女性の割合、勤続年数の男女差、労働時間の状況、管理職に占める女性の割合は必ず把握するように、とのことです。

その上で、②にあるように例えば○年以内に女性の採用を全体の40%にするとか、女性管理職を30%にする、といった行動計画を立て、そのためにどういった取り組みをするかの方策を定め、社内外に公表します。

③の公表について方法は厚生労働省で定められていますが、厚労省のHP上データーベースに載る予定です。内容については①で挙げられた4つの項目から1つ以上を選ぶことになっています。

これらの推進計画を実施企業のうち、その取り組みが優良な企業は各都道府県労働局へ申請し、厚生労働大臣の認定を受ける事ができます。認定されたら認定マークを自社製品などに使えたり、宣伝に使う事もできますので、社会的に大きくアピールできますね。

すでにこの行動計画を公にする企業が出てきました。来年の今頃はその実施結果なども公表されるようになります。求職者にとっては、これらのデータが就職先・転職先を選ぶひとつの指針になってくると思います。自分が応募する企業で男性と同じように活躍するできる土壌なのか、結婚や出産を経ても長く働いて行けるか、将来昇進するチャンスはあるのか、女性にとっては企業選びの上でとても気になるデータです。うまく活用して、自分にとって働きやすいか、目指すキャリア形成ができそうか、見極める材料にしましょう。

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この記事の著者

Natsu NakaishiOrange Career 代表

大学卒業後日本で就職し、2004年にベルギー事務所へ赴任。ベルギー国内でのキャリアアップを果たし、イタリア事業所の部署スタートアップに抜擢される。並行して海外キャリア12年の経験を活かし、海外で働きたい女性のための情報サイト Orange Careerを立ち上げる。
英語圏の滞在経験ゼロから英検1級‣TOEIC950点取得、フランス語DELF B1他、オランダ語・イタリア語習得のマルチリンガル。

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