Interview 19 香港で暮らす外資系CA

今回はOrange Career初のアジアで活躍する女性のインタビューです!

香港に在住し、航空会社キャセイパシフィック航空の客室乗務員として働く 米沢和代さんにお話を伺いました。

米沢和代さんProfile

大学卒業後、シンガポール航空の客室乗務員として勤務。その後、学生時代から志していたアナウンサーに転職。更にグローバルキャリアを積みたいという思いで、2012年キャセイパシフィック航空に客室乗務員として入社し香港に移住。現在はプライベートと仕事のバランスを取りながら、英語力、キャリアを活かして通訳・展示会アテンド・日本での講演活動やセミナーと幅広く活動。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Orange Career 久賀田(以下、K): 今までの経緯を教えてください。

米沢和代さん(以下、米沢): 大学卒業後、シンガポール航空に客室乗務員として入社しシンガポールに渡航しました。とても充実した日々でしたが、学生時代から志していたアナウンサーの仕事が決まったため帰国し、新潟放送に入社した後はバラエティ番組や報道情報番組「Nスタ新潟」キャスターを担当して3年間勤務しました。その後キャセイパシフィック航空に入社し、香港に移住して6年になります。

K :とても華麗なキャリアをお持ちですね。アナウンサーのお仕事からまた一転、海外移住を決断されたんですね。

米沢:はい。TV局との契約期間もありましたし、海外に移り住んでリフレッシュしたいという気持ちが当時はありました。

K  :渡航当初から香港にずっと住まれる予定でしたか?

米沢:いいえ、香港に移住当初は1.2年後に帰国し、日本でアナウンサー業に戻ることを考えていました。

K :結果、キャセイパシフィック航空での勤務を続けられた理由は何でしょうか?

米沢:日本のTV局や事務所からのアナウンサーとしてのオファーもありましたが、正直なところキャセイパシフィック航空の方が為替の影響もあって待遇面でよかったことが大きいです。そもそもクルーのお仕事は楽しいですからね。

K  :今までの働き方と比べ、香港での働き方はいかがですか?

米沢:シンガポール航空勤務時は主に日本便のみの勤務でしたが、現在は日本人クルーでも世界各国を飛び回っています。また、キャセイパシフィック航空はライフスタイルに合わせて勤務状況を変えられます。入社したばかりの頃はタイトなスケジュールで働いていましたが現在は結婚をした事もあり、私生活とのバランスを取りながら2週間働き、2週間休む(無給休暇/unpaid leave)という形態を取っています。

K  :ライフスタイルに合わせて勤務形態を変えられるのは女性にとってはうれしいですね。

米沢:はい、働きやすいシステムですね。お子さんがいらっしゃるママさんクルーなどは、24時間以内に就航地へ行って帰ってくる「ターン」という宿泊のない勤務形態を月10日程やったりしています。

K  :再びアナウンサー業のように「伝える」お仕事に復帰される事はないですか?

米沢:それが活動している講演活動ですね。

K  :具体的にどのような活動を行われているのでしょうか?

米沢 :展示会開催の際の日本企業のアテンドや、海外勤務を目指す学生向けの就職相談、セミナー講演です。

K  :ご自身の経験を活かす活動をされているのですね。

米沢 :私は昔から家族が驚くような夢を言うことがあったのですが、とにかく田舎では前例がないから無理だとか否定的な意見が多かったのです。私自身もまだまだですが、自分の経験で役に立てることがあれば、夢を持つ大切さ、夢を目標に変える方法、更には目標を達成する喜びを、地方に住む次世代の方にも知ってもらいたいという思いがあります。

K :励みになりますね!現在はどのくらいの規模で講演、活動をされているのですか?

米沢:大学やエアライン専門学校で10人~100人と規模はそれぞれです。

K :アテンド業務はどのような所から依頼がありますか?

米沢:故郷、富山やアナウンサー勤務時の取材を通して出会った、地方の経営者の方を中心に幅広く対応しています。展示会の際に、自社の自慢の商品を世界に売り込みたいけど、どうやって伝えればいいか、英語力もないし・・というお悩みを解決しています。通訳はもちろん、売り場の雰囲気作り、書類作成のお手伝いなどもしています。

K :それは日本企業の方も心強いですね!

米沢:はい。英語力と交渉力では定評があります。また、幅広い人脈があるのでやる気のある方同士をお繋ぎすることもあります。これは完全に趣味ですが。

K :日本の学生さんなど次世代の方や今後海外で活躍したい方へも励みになりますね。

米沢:よい刺激になってくれたら嬉しいですね。私が発信した何かが、誰かが輝くきっかけになればと思っています。刺激を与えて人をつんつんしたいんですね(笑)その為にも自分自身が常に夢を持って実現していかないとと日々思っています。もちろん失敗した経験の方が多いんですよ。でも負けず嫌いの精神がいつも背中を押してくれます。

K :米沢さんご自身も常に前を見ている姿がまた人を引き寄せるのでしょうね!

 

K : 香港での生活はいかがでしょうか?

米沢:現在は香港在住の日本人の夫と日本と香港を行き来する生活を送っており、香港ではサービスアパートメントに住んでいます。ホテル同様なサービスが受けられてとても快適です。香港では住み込みのお手伝いさんがいる家庭が多いので、仕事と子育ての両立がうまくできている女性も沢山います。

K  :日本に戻られる予定はないですか?

米沢:夫がずっと香港に住む予定ですからね。どうなることでしょう。夫とは月に1回帰国、私はフライトもあるので月2.3回日本に帰国しているので買い物や友人とお茶をしたり日本での時間も楽しめますし、今のところ日本に戻る予定はありません。

K :香港に住んでみて、日本はどう思いますか?

米沢:日本もまた素晴らしく、優しさで溢れている国だなと感じます。先日、スマートフォンを名古屋の空港ATMに忘れてしまったんですね。もう無くなってしまっただろうな、とダメ元で翌日サービスカウンターセンターに問い合わせるとなんと届いていたんです!こうやって知らない誰かに優しくしてもらう経験がまた他の方にも優しくしよう、と思う美しい心の連鎖!感動しました。香港だったら戻ってくる確立はかなり低いです・・笑

K  :世界的にみても日本の親切心は素晴らしいものですね。

米沢:はい。多くの香港人も日本を訪れると日本の食べ物や環境はもちろんの事、親切な日本人の心に感銘を受けて帰ってきます。

K  :香港という町の良いところはありますか?

米沢:香港はインターナショナルで街全体に活気があります。ファッション、グルメ、情報、常に新しいもの入ってきているので、飽きることはないです。

K  :今後香港へ渡る人にアドバイスはありますか?

米沢:どこの国もそうだと思いますが、まず香港ではビザ(就労許可)の取得が難しくなっています。外国人に国での収益を渡すのではなく、まずは自国民の雇用を創出するのが目的です。ですからそこに負けない目的意識が必要ですね。

あと基本的な語学力はしっかり日本で磨いた方がいいですね。とりあえず環境の中に埋もれれば語学力は上達する、という考えもありますが、その場にいるだけで英語が話せるわけではないです。香港では英語も中国語も出来ないと、何かトラブルがあった時、対応できません。言語ができるとと人とのコミュニケーションが豊かになり、人生の幅が広がります。私も香港での生活はまだまだこれからだと思っています。これからももっとアテンド業や講演の機会が増えればいいなと思っています。

K  :ありがとうございました。

 

 

インダビュアーコメント

アナウンサー、CAと華やかなお仕事をされるにふさわしい、とても華のある女性でした。ご自身の経験を今後誰かや企業に役にたてていきたい、という思いが強く伝わる取材でした。行動力や実現力が強く、エネルギー溢れる女性でしたので今後の活動が益々楽しみです。

 

Date of interview : 16 November 2017

Interview by : Yuki Kugata

新着記事やお役立ち情報など定期的に発信しています!フォローお願いします!

Twitterはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の著者

久賀田 有紀ネイルサロンmaninail代表

大学卒業後、教職を経てネイルサロンに転職。2013年 東銀座にてネイルサロンmaninail開業。その後2015年から1年間ネイリストとしてパリで活動。
現在は銀座、京都の2店舗ネイルサロンを経営、ネイリストとしての活動も続ける傍ら 海外進出を考えている女性、ネイリスト向けの活動に取り組んでいる。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る