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初めてでも安心!タイでスムーズに新生活を送るために

タイに長期滞在をしている日本人の数は右肩上がりに上昇を続け、2017年には7万人を超えました。
そのほとんどが首都バンコクで暮らしているわけですが、あくまで外務省が把握している在留者数のため、実際にはもっと多くの日本人がこの国で何らかの形で長期滞在をしていることがわかります。

現地採用にせよ駐在にせよ、これだけ日本人も多く住んでいる国ですので、スムーズに生活していける環境は整っていると言えます。
一方で、「衣・食・住」の、特に「住」に関しては、旅行で訪れる場合とはまた別物なので、最初は戸惑う方も多いのではないでしょうか。

この記事では「バンコクで暮らす」という点にスポットを当て、バンコクでの賃貸物件の探し方や契約の手順、物件相場などをご紹介していきます。

「コンドミニアム」と「アパートメント」の違いは?

インターネット等で事前に下調べをしていると、日本ではあまり聞きなれない物件の表記を目にすることがあります。日本の賃貸事情とは少し異なるタイ・バンコクの物件。主に下記の2種類に分類することが出来ます。

①コンドミニアム

日本人のイメージで言うと、「分譲マンションの賃貸版」と表現すればイメージしやすいのではないでしょうか。
しかし、日本では建物全体のオーナーは一社ですが、タイでは「1部屋につき1オーナー」になります。
つまり、例えば101号室の部屋と103号室の部屋のオーナーが違うため、賃貸料金も異なるという事例が多いのです。
「同じマンションなのになんで家賃が違うの?」と思われる方も多いでしょう。
つまりはオーナーが違うため、内装や条件も全く異なる場合があるからなのです。

②アパートメント

日本人のイメージする「アパート」と捉えて差し支えありません。
先に挙げたコンドミニアムが区分所有に対し、このアパートメントは日本同様、一棟まるまる一つの法人が所有、賃貸に出しているため、部屋によって家賃が異なるということはありません。
一方で、日本人のイメージとしては「アパートは少しランクが下がる」という思いを抱いている方も少なくないと思いますが、タイでは必ずしもそうではありません。
中にはコンドミニアム以上に内装や共有部分が充実したアパートメントもあります。
特に駐在でバンコクに暮らしている方にとっては、豪華アパートメントは現在非常に人気のカテゴリーになっています。

不動産会社にお願いするのが得策?

現在、タイのバンコクでは50社以上の日系不動産会社が日本人向けの賃貸物件の営業を行っています。数万人の日本人在住者に対し、50社以上の日系不動産会社ですので、いかに日本人にとって不動産会社が需要があるかと言うのもわかりますよね。

ですが必ずしも、不動産会社を通して契約をする必要はありません。当たり前ですが不動産会社を通すと敷金や手数料など、必要経費が割増になります。

自分で探すことが出来るの?

街を歩いていると、「rent a room」という看板を見ることが出来ます。古典的ですが、そういった物件を見つけて実際にオーナーに電話をし、内覧をさせてもらうという手も一般的です。
あるいは直接マンションの管理室に出向き、部屋を見たい旨を管理人に伝えると、空きがあればすぐにでも中を見ることが出来ます。
つまりは「比較的語学が出来る人」、「比較的時間に融通が利く人」に関しては、ご自身の足で探すのも得策と言えるのではないでしょうか。

不動産会社を通すメリットとは?

逆に金銭面ではなく効率性を求めるのでしたら、不動産会社に丸投げしてしまうこともおススメします。
希望条件を予め不動産会社に伝えておけば、幾つか条件に合う物件をピックアップしてくれます。
内覧当日は社用車で1日に数物件内覧に連れて行ってくれるため、無駄なく短時間で物件を見ることが出来るでしょう。

さらに、例えば「ペット可」や「築浅物件」など条件がある人に関しては、不動産会社を通して探してもらう方が得策です。
特にペット可物件に関しては、バンコクでは全体の5%以下とも言われています。
ただやみくもに暑い中でバンコクの街中を見て回るよりも、不動産会社を仲介したほうが希望物件が見つかる可能性が格段に高くなります。

バンコクでおススメの不動産会社

 

現地在住日本人の強い味方!格安物件や、一軒家、ペット同居可の物件など、豊富な種類の賃貸物件を揃えています。親しみやすいホームページとオーナーの人柄で、特に人気の不動産会社です。

首都圏の中心エリアから少し離れたバンコク郊外(主にバンナーやオンヌットなど)で物件を探している方にはぜひおススメしたい不動産会社です。郊外エリアのため全体的に賃料が安く、経済的な住まいをご紹介して頂けます。

 

契約までの必要な手続きとは?

さて、いよいよ希望の物件が見つかって、契約の段階になったとしましょう。いざ契約になったら具体的には何が必要になってくるのでしょうか?

実は「パスポートと敷金・契約金(予約金)」さえ用意出来れば、極端な話次の日から入居可能になるのです。

パスポートに関しては、バンコクで暮らそうとする外国人ならば当然ながら、誰でも所持していますよね。
お金に関しては、出来れば月々の家賃、敷金(2ヶ月分)、手数料(1ヶ月分)の、計4ヶ月分程度は最低でも用意しておきましょう。

ほとんどの物件では生活のために必要な家具家電関係は予め備え付けがあります。
また、諸外国で必要な「就業のための書類」も、バンコクの場合は特に必要ありません。
つまり、まだバンコクでの働き先が決まっていなくても、お金とパスポートさえあれば身一つで賃貸物件を借りることが出来るのです。
日本のように、「定職についていないと信用問題に関わるから物件が借りられない」ということはありません。バンコクでの働き口が決まっていない方でもとりあえず現地で賃貸物件を借り、腰を落ち着かせてじっくり就職活動を行うという方法も可能なのです。

タイプ別にみるバンコクでの家賃相場

それでは最後に、気になるバンコクの家賃相場についてご紹介しましょう。
年々物価が上がってきているバンコク。先に申し上げますと、こと家賃に関しては日本の主要都市と遜色ないほど、上がっています。特に首都バンコクでも中心部へ行けば行くほど、その傾向は顕著に現れます。

①現地採用・独身・20代の場合家賃10,000~15,000バーツ(約33,000円~49,500円)
現地採用としてバンコクで働いている独身の方の多くは、このランクの家賃の家に住んでいます。
月々の給与がだいたい50,000バーツ(約165,000円)前後と言うことを考えると、一ヶ月の賃料は50,000円以内には抑えたいところです。
日本でいうところの1ルーム、約30㎡前後、そのかわり共同のジムやプールが使えるコンドミニアムもあるため、それでも日本の1人暮らしよりは格段に良い住環境が約束されます。

②夫婦とも現地採用で共働き・ペット同居の場合家賃30,000~40,000バーツ(約99,000円~132,000円)
バンコクでも上記のように、夫婦2人で現地採用という形で頑張っている方もたくさん見受けられます。
ですが今回の例で言うと「ペット同居」という付帯条件が付いているため、どうしても同じ立地・設備の部屋よりは割高になります。
日本で言うところの築10年前後、3LDK、120㎡前後の部屋で、総収入の3割を上限として家賃を設定されるのも良いのではないでしょうか。

③駐在員・夫婦2人と子ども1人家賃50,000以上~(約165,000円~)
日本と変わりのない給与を得て生活している駐在員の方は、月々50,000バーツ以上の家賃を払うことで快適なバンコクライフを満喫されています。エリアも日本人が多く住むスクンビット・プロンポン当たりのバンコク中心部になるのではないでしょうか。
これくらいの賃料まで出せるとなると、新築のアパートメントでジムやプールなど共有施設も充実、さらには駅近などの条件も十分クリアできます。

 

おわりに

駐在員として働く場合は会社が家の手続きから契約まですべてやってくれるという場合もありますが、現地採用として働く場合はそうもいきませんよね。

ですが、今回ご紹介した通り、バンコクにはソフトの面でもハードの面でも私たち日本人が不自由なく生活していけるだけの環境が備わっています。

ぜひあなただけの素敵な住まいを見つけた上で、タイでの充実した生活を送ってくださいね。

ABOUT ME
Natsu
大学卒業後日本で就職し、2004年にベルギー事務所へ赴任。ベルギー国内でのキャリアアップを果たし、イタリア事業所の部署スタートアップに抜擢される。並行して海外キャリア12年の経験を活かし、海外で働きたい女性のための情報サイト Orange Careerを立ち上げる。 英語圏の滞在経験ゼロから英検1級‣TOEIC950点取得、フランス語DELF B1他、オランダ語・イタリア語習得のマルチリンガル。